酵素を飲んでも無意味というのは嘘だった!

酵素を酵素ドリンクなどで飲んでも意味がないと言われることがあります。

その理由は下記のようなものです。

酵素はたんぱく質の一種なので胃酸で溶けて活性を失う。アミノ酸に分解されて吸収されるので、食物酵素をいくらとっても体内の酵素が補充されることはない。だから飲んでも意味がない。

これはほぼ事実ですが、最後の「だから飲んでも意味がない」の所が間違っています。
酵素を飲むことの、一面しか見ないで結論付けてしまっています。

この理由を詳しくご説明します。

体内酵素にはならないのは本当

酵素には3つの種類があります。
酵素の分類

体外酵素とは、人間の身体で作られたものではない酵素です。食物酵素はこれです。
体内酵素は体内の細胞でアミノ酸から合成される酵素です。

体内酵素は、消化酵素と代謝酵素に分けられます。

消化酵素は、
唾液や膵液に含まれるアミラーゼ
胃で分泌されるたんぱく質分解酵素であるペプシン
小腸で分泌されるマルターゼ、二糖類分解酵素、カルボキシップチターぜA
などがあります。

代謝酵素は、
脳、肺、肝臓、血液中など体の各部位で化学反応を起こすために使われています。

冒頭に書いた、
「食物酵素をいくらとっても体内の酵素が補充されることはない」

というのは、食物酵素が、消化酵素や代謝酵素になることは無いという意味で、これは正しいです。

食物酵素は消化器官内で働く

この体内という言葉が、誤解の元にになっているようです。

消化器官内(口から胃、腸を経て排出されるまでの経路)は、一本の管でつながっていて、吸収される前の食物がある所ですから、体外とも言えます。

消化器官の中は、体内でもあり体外でも有るわけです。

ここでは、体内というのは消化器官内部を含まないと定義しましょう。

食物酵素は、胃液で溶けて腸でアミノ酸に分解されて吸収されますので、体内には入りません。

しかし、消化器官内で活躍することができるんです。

つまり、食物酵素をいくらとっても体内の酵素が補充されることはない
ですが、
食物酵素をとれば、消化器官内の酵素が補充されることはある

ということです。

食物酵素が消化器官内で働ける理由

たとえば、お米を口にいれてもぐもぐと噛むと甘みを感じます。これは、唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを分解して糖にするからだってことは聞いたことがあるでしょうか。

アミラーゼ酵素1つで、でんぷんの分子を1秒間に1000回も切断する能力があります。

更に反応が早い酵素は1秒間に数10万回もの反応を起こすものもあります。酵素が食物を分解する速度はとても速いのです。

食物酵素が胃酸で失活するまえの短時間でも、消化の助けになることはできます。

酵素の経口摂取は効果が証明されている

実際に胃腸役などとして酵素を含むものが市販されています。
炭水化物分解酵素として、ビオヂアスターゼ、タカヂアスターゼ
タンパク質分解酵素として、プロザイム
脂肪分解酵素として、リパーゼ

などが配合された医薬品として、消化を助ける効果が確認されています。
これらの酵素を経口摂取することで、実際に効果があることが判っているわけです。

酵素ドリンクなどは食品なので医薬品と異なり効果が証明されたものではありません。
しかし、酵素を飲むことで消化を助ける働きが期待でき、少なくとも酵素を飲むことが無意味は言えないことがお判り頂けると思います。

酵素ドリンクに酵素は含まれない?

酵素ドリンクについてのネガティブな主張に、「酵素ドリンクには酵素が含まれない」というものがあります。

酵素ドリンクに含まれる野菜や穀物の発酵エキスは、酵母や麹がもつ酵素で食物を分解し吸収性を高めたものです。

酵素は触媒であって、化学変化によって自身は変化しないものです。

だから、何回でも使えるもので発酵の過程で失われるものではりません。

酵素の大きさは10万分の1mm程度しかなく、何かで酵素だけを取り除くというようなこともできません。

このように考えると、酵素ドリンクに酵素が含まれないということはないと考えます。

但し、加熱処理した酵素ドリンクは、たんぱく質である酵素が変質し、酵素としての活性を失っている可能性は高いです。

この場合は酵素による消化を助ける点は期待できませんが、発酵によって吸収を容易にした豊富な栄養素を含むドリンクとしては、十分に飲む意味のあるものだと思います。

酵素を飲んでも無意味というのは嘘!のまとめ

酵素ドリンクや酵素青汁を飲むことが、少なくとも無意味ではないということがお判り頂けたと思います。実際に健康や美容に良いものだと感じていますので飲んでいきましょう!

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